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新着情報
牛頭天王と素戔嗚尊の神学的習合関係
牛頭天王と素戔嗚尊の習合関係は、単なる「同一視」や「混同」にとどまらず、その神としての属性についても及んでいた。 以下、近世に残る掛け軸の記載を手掛かりにその神学的習合関係を探る。 津島牛頭天王神号軸 尾張を中心に多くの信仰をあつめた「津島牛頭天王社」の江戸時代の神号軸であ...
牛頭天王泥仏
牛頭天王の泥仏。 実物は、500円硬貨程度の大きさしかない、非常に小さい像である。(比較は下の図参照。) このような小像ながら、明王形・炎髪・牛頭・斧・羂索という中世以降に定式化された牛頭天王の像容の特徴を備えており、牛頭天王と特定できる。...
牛頭天王座像
像高40cm程度の寄木造による牛頭天王像。玉眼。 制作年代は不詳だが、中世以降の、明王形、羂索という典型的な牛頭天王の像容を示している。 持物は失われているが、斧であった見て大過ない。 全体が赤く彩色されているのも中世以降の牛頭天王像の特徴に合致する。...
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